【令和7年度】江東区 胃がん(内視鏡)検診を開始しました

【令和7年度】江東区 胃がん(内視鏡)検診を開始しました|鈴木医院

当院ではこれまで、江東区の健康診査や胃がんリスク層別化検査、大腸がん検診、前立腺がん検診などを実施してきましたが、2025年4月に2階へ内視鏡室を増設し、最新の機器も導入したので、今年度から胃がん(内視鏡)検診も行うこととしました。

胃がん(内視鏡)検診とは?

胃がん(内視鏡)検診は、胃カメラ(上部消化管内視鏡)を用いて、胃がんの早期発見を目的に行うもので、バリウム検査と比べ、直接観察が可能で、より精度の高い検査です。

対象者(令和7年度)は以下に該当する江東区在住の方が対象です。

  • 昭和32年4月1日~昭和50年3月31日生まれの方のうち50歳・52歳・54歳・56歳・58歳・60歳・62歳・64歳・66歳・68歳になる方

以下のいずれかにあてはまる方は胃がん(内視鏡)検診の対象外となりますが、保険診療による検査が可能です。

  • ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
  • 消化性潰瘍などの胃疾患で通院中の方
  • 胃痛・吐き気・出血などの自覚症状がある方
  • 胃の手術(切除)を受けた方 など

当院での内視鏡検査について

当院では、最新の富士フイルム社製内視鏡システムを導入しており、経鼻・経口いずれにも対応しています。ご希望に応じて、鎮静下での検査(静脈麻酔)も可能です。

胃がんは、早期の段階ではほとんど症状が出ないことが多いため、症状のないうちに検診を受けることが大切です。

また、検診を通じて胃がんの原因の一つであるピロリ菌感染が見つかることもあります。ピロリ菌は早期に除菌することで、将来的な胃がんのリスクを下げることができます。

まだ一度も内視鏡検査を受けたことがない方は、ぜひこの機会にご検討ください。

なお、胃がん(内視鏡)検診はインターネット予約では受付しておりませんので、電話(03-3644-0749)または直接窓口でお問い合わせください。

区の健診制度の詳細は、江東区の公式ページをご確認ください。

健康診査 https://www.city.koto.lg.jp/fukushi/hoken/shinsa/index.html

がん検診 https://www.city.koto.lg.jp/260312/fukushi/hoken/gan/25234.html

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